「もう無理…」って、誰にも言えないまま頑張っていませんか?
気づけば何でもひとりで抱えて、誰にも頼らず、弱音も吐けず。
そんなあなたに、今日はタロットカードからのやさしいメッセージを届けます。
「頼ることは、弱さじゃない」
「受け取ることにも、意味がある」
カードたちは、まるで心の奥の声にそっと寄り添ってくれるようです。
どうかこのページが、あなたの肩の力を少し抜くきっかけになりますように。
タロットカードからのメッセージ
忙しい毎日。
誰かに頼ることを「甘え」と思ってしまう。
つい無理をしてしまい、さらに罪悪感。。。
そんな貴方に
今日は3枚のタロットカードからメッセージを届けます。
あなたの心の奥にそっと手を添えるような言葉たちです。
タロット カップの3(Three of Cups)

意味(正位置): 友情、協力、喜びの共有、助け合い
仲間と手を取り合い、笑い合う3人の女性が描かれているこのカードは、
「一人で頑張らなくても大丈夫だよ」と優しく語りかけてくれます。
信頼できる人たちと喜びや悩みを分かち合うことで、
物事はもっと軽やかに、自然に進んでいくはずです。
頼ることは弱さではなく、
自然なつながりの中で生きる“力”。
もしあなたが「誰かに頼ってはダメだ」「迷惑をかけたくない」と考えているなら、その考えを手放すタイミングです。カップの3は、以下のような行動を促しています。
- 誰かに頼る勇気を持つ: 今のあなたの周りには、助けたいと願っている人がいるはずです。信頼できる友人や家族、同僚に、抱えている悩みや大変さを打ち明けてみましょう。
- 協力し合う楽しさを知る: 一人で全てを完璧にこなそうとするのではなく、周りの人と協力することで、もっと楽に、そして楽しく物事を進められます。
- 休息と感謝を大切にする: 今までの頑張りを認め、心からリラックスする時間を作りましょう。そして、支えてくれた人たちに感謝の気持ちを伝えることで、心の繋がりがより強くなります。
カップの3は、一人ではなく、みんなで幸せになるというメッセージを私たちに送っています。
あなたの周りには、あなたを支えたいと願う温かい輪があることを思い出してください。
このカードのエネルギーを受け取り、あなたらしく輝くための第一歩を踏み出してみましょう。
あなたのまわりには、あなたを支えてくれる誰かがきっといるはずです。
勇気を出して、そのつながりに手を伸ばしてみてください。
もし誰も思い浮かばなかったら、タロット鑑定に頼ってもいいのです。
全てのことを一人で抱え込まないでくださいね。
タロット 教皇(The Hierophant)

意味(正位置): 信頼できる助言者、伝統的な支援、導き
このカードは、「導いてくれる存在」に気づいてほしいと告げています。
知恵や経験を持った人、信頼できる専門家、または心の師となるような人物。
自分だけで答えを出そうとせず、その存在に耳を傾けてみてください。
専門家・先輩・導く人を頼ることは、
あなたの世界を広げる扉になります。
教皇は、長い歴史の中で培われてきた知恵や規範、そして道徳を体現する存在です。このカードが示すメッセージは、あなたがこれまで築き上げてきた信念や価値観を大切にしつつ、それをより高い視点から見つめ直す必要があることを伝えています。
「自分一人で何とかしなければ」という強すぎる責任感は、時にあなたを孤立させてしまいます。
教皇のカードは、以下を伝えてきます。
- 専門家や信頼できる人に相談する: 今のあなたの問題は、あなた一人で解決できることではないかもしれません。経験豊富な上司や、尊敬できる先輩、あるいは専門家など、あなたを正しい道へと導いてくれる存在に、思い切って助言を求めてみましょう。
- 伝統やルールを再確認する: あなたの抱えている問題は、もしかしたら過去の成功事例や、組織のルールの中に解決の糸口があるかもしれません。一度立ち止まり、基本に立ち返ることで、新たな発見があるでしょう。
- 視野を広げる: あなたの考えが凝り固まってはいませんか? 自分の信念を大切にしつつも、他者の意見や、これまでとは違う視点を受け入れることで、より良い解決策が見つかります。
教皇のカードは、あなたが持つ信念や価値観が、より強固なものになるように、助言を与えようとしています。一人で抱え込まず、他者からの助けを受け入れることで、あなたはさらに大きく成長できるので安心してください。
タロット ペンタクルの6(Six of Pentacles)

意味(正位置): 与える・受け取る、援助、バランスの取れた関係
このカードは、エネルギーの“循環”をテーマにしています。
今、あなたに必要なのは「与えること」よりも、
「受け取ることを自分に許すこと」かもしれません。
助けられること、頼ることは、
あなたが弱いからではなく、
世界と調和している証拠です。
人との関係は、どちらかが一方的に頑張るものではありません。
「ありがとう」と受け取ることで、あなたの中に優しい余白が生まれます。
「誰かの役に立ちたい」というあなたの優しさは素晴らしいものです。しかし、その優しさが自分自身を犠牲にすることにつながっては意味がありません。ペンタクル6は、以下のような行動を促しています。
- 助けを求めることを許す: 困ったときに「助けてほしい」と素直に言うことは、決して恥ずかしいことではありません。むしろ、それは相手との信頼関係を深めるきっかけになります。
- 受け取る勇気を持つ: これまであなたが与えてきたものが、形を変えて返ってきます。それは、誰かからの親切な言葉や、手助けかもしれません。感謝の気持ちを持って、それらを受け取りましょう。
- 自分を労わる時間を作る: 誰かに何かを与える前に、まず自分自身を満たすことが重要です。休息を取ったり、好きなことをする時間を作ったりすることで、あなたのエネルギーは回復し、再び周囲の人を支えることができるようになります。
ペンタクル6は、「与えること」と「受け取ること」は等しく大切な行為であり、そのバランスこそが豊かさをもたらすのだと教えています。これからは、自分自身を大切にすることを忘れずに、周りの人との相互扶助の輪を広げていきましょう。
まとめ:喜びも助けも、分かち合っていい
3枚のカードが共通して伝えてくれているのは、
「人とのつながりの中で、あなたはもっと軽やかになれる」ということ。
とくに【カップの3】は、
あなたが感じる小さな喜びや不安を、
そのまま誰かと分かち合うことで、驚くほど心が癒されると伝えてくれています。
あなたは、ひとりではありません。
誰かに頼ることは、心の扉を開き直す勇気でもあります。
その一歩が、あなたの人生にやさしい風を運んできてくれます。



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