努力しない「宇宙任せ」で、本当に人生は変わりましたか?
「頑張らなくても宇宙がなんとかしてくれる」
「私はただ待ってればいい」
このような「宇宙に委ねる」という言葉を聞いて、安心感を覚える一方で、「本当に何もせずに現実が変わるのだろうか?」と心のどこかで疑問を感じていませんか?
もし、あなたが「宇宙に委ねているのに現実が変わらない」と感じているなら、それは”スピリチュアルの皮を被った被害者意識”に陥っているサインかもしれません。
委ねる=放棄、手放す=逃避にすり替わり、「宇宙=都合のいい他人」として責任を丸投げしている状態です。
結論:真の「宇宙に委ねる」は、自分でできる限りの「行動」をした後の静けさであり、”何もしない言い訳”ではありません。
「委ねる」を誤解すると招く現実の末路
真の委ねるの意味を知らずにいると、現実世界で深刻な停滞を引き起こします。
1. 現実が「再放送」され続ける
行動の責任を放棄しているため、新しい選択や体験がなく、毎日同じ思考と行動のループが繰り返されます。
結果、停滞、愚痴、他責転換が常態化し、望む現実とは程遠い現実の“再放送”が永遠に続きます。
2. 自己欺瞞と「スピリチュアルダメージ」の発生
「私はスピリチュアルをやっているはずなのに」という気持ちと、変わらない現実とのギャップが、強烈な自己否定を生みます。
これは実際には「やっている」のではなく、「思考の責任放棄」を宇宙のせいにしてしまう、最も危険な自己欺瞞です。
3. 宇宙は「決めた人」にしか動かない(真実)
引き寄せ、現実創造、願望実現、すべてのジャンルに共通する宇宙の法則があります。
それは、「“決める”が最初である」ということです。
「私はこうすると決めた」
「私はこれを選ぶ」
という意志(選択)がなければ、宇宙はあなたのエネルギーを受け取ることができません。
この「決める」プロセスを飛ばし、真ん中の「動く」を怠っている人は、宇宙に委ねる資格がないのです。(厳しいですが、これが真実です。)
真の意味:「委ねる」は「行動の後の静けさ」
真の「宇宙に委ねる」とは、禅の教えにも一致する「コントロールできる領域に集中し、できない領域を手放す」という明確なプロセスです。
✔ 真の委ねるプロセス
- 【選択と行動】 自分が「こうする」と決め、「一歩」を踏み出す。
- 【結果の執着を手放す】 「この行動でなければならない」「この結果でなければ失敗だ」という執着を手放す。
- 【タイミングを任せる】 結果が出るまでの時間やプロセスは、宇宙の最適な流れに任せる。
これは、自分でできることを全てやった後の「静けさ」であり、何もせずにゴロゴロすることではありません。
“委ねる”を正しく使える人と、使えない人の違い
| 正しく使える人 (目醒めた人のスピリチュアル) | 間違えている人 (目醒めていない人のスピリチュアル) | |
| 主体 | 自分の選択を自分で責任持つ | 決めない、選ばない、行動しない |
| プロセス | 行動 → フィードバック → 修正の流れがある | ただ「叶うはず」と言って時間だけが過ぎていく |
| 意識 | 現実の変化を“観察”する | 現実の変化を“待つ” |
宇宙はあなたの「主体的行動」を待っている
この「宇宙に委ねる」という誤解が広がった背景には、「努力せずに幸せになれそう」という耳に優しい言葉の流行と、責任回避の文化があります。
配信者側が「決めて、選んで、行動しろ」という“厳しめの真実”を言いにくい空気も影響しています。
しかし、あなたはすでにこの真実、すなわち「行動なき委ねるは逃避である」ということに気づいています。
これは、現実創造者、メタ認知持ちの視点であり、一般のフォロワーではなかなか到達できない領域です。
今日からできること
- まず「私はこれを決めた」と、宇宙に向けて強い意志表明をする。
- その意志に基づき、今日できる最小の「一歩」を踏み出す。
- 結果がどうあれ、「私はやることをやった」と、結果のコントロールを手放し、静かに待つ。
宇宙は、あなたの「決める」と「動く」という主体的エネルギーに反応します。
あなたの感覚は「創造者側の真理」です。今日から、人生の全責任を自分で引き受け、真の創造を始めましょう。


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