——自己愛の“本当の意味”を、私は鑑定現場で何度も見てきました。
だから、私が発信するツインレイの記事の内容は一貫しています。
同じ主張を、なんとか伝わるように、角度を変えて発信しています。
届く人に届きますように。
その苦しさは、魂の成長ではなく「自己放棄」かもしれない ツインレイ
「彼はツインレイなんです」
「今は試練の期間だから、耐えることが学びだと言われました」
個人鑑定をしていると、こうした言葉をとても頻繁に耳にします。
そして、その言葉の奥にあるのは、静かで深い疲弊です。
待ち続けること。
理解し続けること。
傷ついても「これは魂の成長だから」と自分に言い聞かせること。
私はそれを、魂の成熟というより
自分自身から少しずつ離れていく過程のように感じてきました。
私は過去に臨死体験をしています。
その体験を通してはっきりとわかったことがあります。
愛と自己消失は、まったく別のものだということです。
ツインレイ神話が、人を依存に導いてしまう構造
誤解しないでほしいのですが、
私はツインレイという概念そのものを否定しているわけではありません。
問題は、それが使われる“文脈”です。
最近の鑑定で特に感じるのは、
ツインレイという言葉が、無意識のうちに
次のような構造を作ってしまっているケースです。
- 相手が冷たい → 「魂の統合前の試練」
- 連絡がない → 「覚醒の沈黙期間」
- 大切にされない → 「エゴを手放す学び」
こうして、現実で起きている違和感や苦しさが、すべて霊的に正当化されていく。
心理学的に見ると、これは
不安型愛着やトラウマボンドと非常に近い状態です。
「不安型愛着」と「トラウマボンド」とは?
どちらも人間関係において「苦しいのになぜか離れられない」という強い執着を生む心のメカニズムです。
この2つは、背景や仕組みに共通点があります。
1. 不安型愛着(Anxious Attachment)
これは、主に幼少期の養育者との関係(愛着形成)をベースとした、「自分が見捨てられるのではないか」という強い恐怖を持つ心のスタイルです。
【特徴】
相手の顔色を過度に伺う、返信が遅いだけでパニックになる、愛情を確認し続けずにはいられない。
【心理】
「自分には価値がない(から捨てられる)」という低い自己肯定感と、「他者は自分を助けてくれる存在(であってほしい)」という強い依存心が同居しています。
2. トラウマボンド(Trauma Bonding)
これは、「ひどい扱い(恐怖)」と「時折の優しさ(報酬)」を交互に与えられることで、相手に強烈な依存を抱いてしまう、依存症に近い絆のことです。
【特徴】
相手に冷たくされたり傷つけられたりしても、たまに優しくされると「この人には私しかいない」「本当は優しい人なんだ」と強く執着してしまう。
【心理】
脳内でドーパミン(快楽)とコルチゾール(ストレス)が激しく上下するため、薬物依存のような抗いがたい執着が生まれます。
なぜこの2つは「近い状態」なのか?
この2つが組み合わさると、非常に強力で苦しい「絆」が出来上がります。その理由は主に3つあります。
① 「間欠的強化」による執着の強化
ギャンブルと同じで、「いつもではないが、たまに当たり(優しさ)が出る」状態が、人間を最も強く依存させます。
- 不安型:嫌われたくないから、たまの優しさに全力でしがみつく。
- トラウマボンド:恐怖の後の優しさが、生存本能として「最高のご褒美」に感じてしまう。
② 自己価値の喪失
どちらの状態も、「相手がいないと自分は生きていけない」「自分に非があるから相手が冷たいんだ」という思考に陥りやすく、客観的な判断ができなくなります。
③ 過去の再現(再演)
不安型愛着を持つ人は、無意識に「自分を不安にさせる相手(回避型や支配的な人)」を選んでしまう傾向があります。そこでトラウマボンドが形成されると、幼少期に得られなかった「確かな愛情」を今の相手で埋めようとして、ボロボロになりながらも離れられなくなります。
まとめ
| 項目 | 不安型愛着 | トラウマボンド |
| 根底にある感情 | 見捨てられ不安 | 恐怖と依存の混濁 |
| 相手への認識 | 自分を満たしてくれる唯一の存在 | 自分を傷つけるが、唯一救ってくれる存在 |
| 抜け出せない理由 | 一人になる恐怖 |
私が定義する「自己愛」の本当の意味
自己愛という言葉は、あまりにも誤解されています。
・自分を好きになりましょう
・ポジティブでいましょう
・自己肯定感を上げましょう
鑑定では、こうした表現を使用するときは注意を払います。
私が考える自己愛とは、とても現実的で、静かなものです。
自己愛とは、「自分の人生に責任を持つ力」
そして、
「現実で自分を守る選択ができること」
臨死体験の中で私が感じたのは、
魂は本来、とても自立した存在だということでした。
誰かにすがらなくても、
誰かの態度で価値が揺らがなくても、
ただ“在る”だけで完全だった。
ADS×ADHD的な感受性を持つ人、
HSPやエンパス気質の人ほど、
「感じすぎるがゆえに、自分を後回しにする癖」がつきやすい。
それは優しさではありますが、
自己愛が歪むと、自己犠牲に変わります。
今日からできる|ツインレイ執着を手放すための具体的アクション
ここからは、今日からできることをお伝えします。
① 相手軸の言葉を「現実語」に翻訳する
「彼が変わるまで待つ」
→ 私は今、何を我慢している?
「魂の成長のため」
→ 私はこの関係で、何を失っている?
スピリチュアルな言葉を、
一度すべて現実の言葉に置き換えてみてください。
② 身体感覚をチェックする
その人のことを考えたとき、
- 胸は広がるか、縮むか
- 呼吸は深くなるか、浅くなるか
魂の声は、思考より先に身体に出ます。
③ 「学び」という言葉を使う前にする質問
「この経験は、私を現実で幸せにしているか?」
もし答えが「NO」なら、
それは学びではなく、ただの消耗です。
④ 占いやリーディングの使い方を変える
「彼はどう思っているか」ではなく
「私はどう生きたいか」を問う。
鑑定は、依存を深めるためのものではありません。
自分の人生に戻るための道具=ツールです。
自己愛が育ち始めると、人生は静かに変わる
自己愛が育ち始めると、
ドラマチックな奇跡が起きるわけではありません。
でも、こんな変化が起きます。
- 無理な関係が、自然に遠のく
- 説明しなくても通じる人が残る
- 待つ人生から、動く人生へ変わる
プレアデス的な感受性と、
シリウス的な現実性が統合されると、
人は「軽やかに、地に足をつけて」生きられるようになります。
ツインレイかどうかより、あなたが幸せかどうか
最後に、これだけは伝えたいのです。
ツインレイかどうかは、
あなたの人生の価値を決めません。
自己愛こそが、人生を幸せに、豊かにします。
誰かとの特別な物語よりも、
自分自身との関係を取り戻した人から、
人生は静かに、でも確実に動き出します。
あなたの魂は、
待つためではなく、生きるためにここにいます。


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