スピリチュアルな知識を学び、占い師やスピリチュアルカウンセラーとしての道を歩む際に、知っておいた方がいいスピリチュアル知識を学べる必読書をご紹介します。
紹介する書籍は、わたくしも今も何度も読み返す本になります。
エックハル・トールの著書は、意識の目覚めと個人の成長を探求する人々にとっても、貴重なバイブルといえるでしょう。
エックハルト・トールとは?
エックハルト・トール(Eckhart Tolle)
ドイツ出身のスピリチュアルな指導者&著名な著述家です。
彼の教えは、個人の成長、自己啓発、意識の目覚め、そして瞬間への意識の持ち方に焦点を当てています。
個人的には「仏陀」「禅」に近いと思っています。大学などで、講義に使うにも適している本ともいえる「深い深い哲学書」の領域の書籍で、自分の波動やエネルギー状態により、受け取るメッセージが変わってきます。
発売当初に読んだときには、「良いことを言っている」と思っても、「腑に落ちる」ことができませんでしたが、ようやく抵抗なく身体に入ってくる感じです。
エックハルト・トールの著書について
1997年に初めて出版されたのは、「The Power of Now」です。
日本語訳は2002年「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」で発売されています。
この頃ちょうど臨死体験をしたときだったので、この本も私を救ってくれました。
「The Power of Now」は世界的にもベストセラーになり、彼の教えは、心の中の「エゴ」と呼ばれる中心的な自己的な思考パターンに捉えられず、自己の本質的な存在に目覚めることを問い続けています。
「ニュー・アース」は、「The Power of Now」の延長線上にありますが、訳や内容からみても「ニュー・アース」から読み始めてもわかりやすいかと思います。
ニュー・アースとエゴ
エックハルト・トールはエゴの本質を分かりやすく教えてくれています。自己の過去や未来への執着から離れて、現在の瞬間に集中することの重要性を説きます。
「エゴの声」と自己の本質的な存在である「意識」の声を区別することを提唱していて、人々が自己の本質をより深く深く、内なる平和と喜びをみいだすことの大切さを教えています。
ニュー・アースと宗教
エックハルト・トールは宗教を超えた、より現実的なスピリチュアリティを追求しています。
より深い次元での意識の覚醒と、個人的な成長や心の平静に焦点を当てています。
人々が自己と並行、そして世界との関係を新たなレベルでわかりやすく、より意識的な存在となるための道を示しています。
ニュー・アースとテーマ
人間の恐れや不安、不幸の根本が、「過去の思考パターン(観念)」や未来への執着によってつくられていて、それを受け入れることで、心の平静と内なる平和を見つける方法を示してくれています。
自己中心的な「エゴ」の思考から解放され、より大きな意識に目覚めることで、個人としての成長と進化を前進する方法についても説いていて、他人の間のつながりや共感を既存、より喜びと幸福を追求するために、エゴを超えていく(エゴを消していく)ことの重要性を述べています。
より深い占いをするために
いろいろな哲学書同様、エックハルト・トールの独自の言葉遣いと概念を知るために、何度も読み込む必要がありますが、その度に新しい発見があり、自分の宇宙が拡がる感覚があります。
この本をまず読むことで、スピリチュアルな教え、エゴや思考パータン(=潜在意識)の関係を理解することができます。
「占い」を単なる当たる当たらない占い、その場限りのアドバイスではなく、相談者の方が自身でご自分の人生をより深く考えてもらう機会になるような鑑定を提供していくことが可能です。
そして「自分の人生は自分自身でしか創造できない」という強い想いを持っています。
鑑定も単なる占いで終わるのではなく、この鑑定をキッカケに、ご自身の人生を振り返るような、前向きになるような鑑定を提供していくというポリシーを持っております。
勿論、ご相談のメッセージなど拝見し、「この方にはいまは少しライトな占い鑑定が必要かな」と思う方には、そのようなメッセージを送らせていただきますし、「この方にはより深い真理をお伝えしても大丈夫かも」という方にはそのメッセージを、というように、ご相談者様のエネルギーによって対応させていただいております。
「自分の人生は自分自身でしか創造できない」
過去はどうあれ、いまこの瞬間から変えていけます!
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