本当の愛とエゴの愛 

スピリチュアル
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「愛」という言葉をイメージしてみます。

わたしは

大好き
愛してる
ずっと一緒にいたい
幸せになる

など思い浮かびました。

でもある人はもしかしたら、

喜ばせたい
喜ばせてほしい
愛してるなら○○してくれるはず
信頼

という言葉が思い浮かぶかもしれません。

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本当の愛とエゴの愛 

愛という言葉の意味は、人それぞれの価値観で定義されています。
(愛だけでなく、すべての価値観はそれぞれの観念や思い込みに定義されえいますが。)

愛によって幸せあって


愛によって苦しむこともある。

今回は少し「愛」について考えてみました。

エックハルト・トールの「愛」


エックハルト・トールは、「愛」とは、他者や自分自身に対して対話なしで深い受容と理解をもたらす、無条件の存在であるとされています。


エックハルト・トールの視点では、「愛」は【判断】や【評価】から解放され、純粋に「今ここに在る」ことに焦点を当て、その存在そのものが穏やかで包括的なものであるとされています。

バシャールの「愛」

バシャールの「愛」は存在そのものの周波数であり、無条件でサポートされていると説明されています。
「愛」は【自由】であり、何を選択しようとも、無条件で受け入れられているとされています。
本当の自分であることが「愛」であり、愛は制限や条件付けから解放された純粋な自由の状態であるとされています。
簡潔に言えば、バシャールにおける「愛」は、自由で無条件の存在そのものであるという理解があります。

エゴの愛とは


「本当の愛」と混同されがちですが、「愛」ではないもの、エゴの愛とはなんでしょうか?
エックハルト・トールがいう、判断、価値、バシャールの言う自由でないものとはなんでしょうか?

自己犠牲

自己犠牲が「愛」ではない理由は、健全な関係を築く上でバランスが崩れたり、お互いの自分らしさを大切にできなくなるなることがあります。

自分を犠牲にしすぎると、お互いが対等でのバランスではなくなり、自分を犠牲をし続けている側は、自分の価値や幸福がおろそかになりがちです。


愛は自由であること、お互いが支えあうことで成り立つもので、片方が犠牲を強いられると、良い関係が築けなくなります。

愛とは、お互いが尊重され、バランスの取れた関係が築かれることが大切です。
相手を大切にしつつも、自分自身も大切にすることで、本当の愛が芽生えます。

他人軸

他人軸で、たとえば、相手を喜ばせようとすることが愛ではない理由は、お互いが本当の自分を隠し、偽った姿で過ごすことになります。

相手が何かを喜ぶと思って、自分が本当はやりたくないことをしてしまうと、そのうち疲れてしまったり、自分を失ってしまうかもしれません。
これではお互いが本当の感情や思いを分かち合えず、関係が深まりにくくなってしまいます。

愛は、お互いが素直で本当の自分を出し合うことで成り立ちます。
相手の期待に応えることも大切ですが、自分を犠牲にするようなことは避け、本当の気持ちを大切にすることが大切です。
本当の愛はお互いが偽らず、素直な気持ちでつながることで生まれるものなのです。

コントロール

コントロールすることが愛でない理由としては、相手を束縛してしまい、お互いが本当の自由を感じられなくなるからです。

想像してみてください。
友達がいつもどこに行くか、誰と会うかを厳しくチェックしてきたら、どう感じるでしょうか?きっと嫌な気持ちになりますよね。
それと同じで、相手をコントロールしようとすると、お互いの関係に緊張が生まれ、心地よい交流が難しくなります。

愛はお互いの選択や行動を尊重し合うことが大切です。
相手を信じ、自由に生きさせることが、本当の愛を育む秘訣なんです。
コントロールすることではなく、お互いを尊重し合い、共に成長できる関係が、本当の愛につながるのです。

不足感


不足を埋めたいという欲求はお互いが本当の自分を理解し合えず、偽った関係になりがちになります。

例えば、自分に自信がないからといって、他人の期待に合わせようとすることがあります。
しかし、これは本当の自分を見せず、相手に求められる姿勢を取ってしまうことになります。本当の愛は、お互いが素直であり、偽らずに自分を受け入れ合うことから生まれます。

愛はお互いが補完し合うことではなく、互いに個々の魅力や弱点を認め合うことです。欠けているものを埋め合わせるのではなく、お互いを尊重し、共に成長していくことが真の愛の築かれ方です。不
足感を埋めようとするよりも、お互いを受け入れ、支え合うことが愛の基本になります。

本当の愛とは

本当の愛とは、欲望や不足を埋めるものではなく、自分を受け入れることから愛が始まります。

自分を知ること

本当の愛は、まず自分自身を知り、受け入れることから始まります。
自分がなにをしているのが好きか、得意なこと、苦手なことはなにか、自分のありのまま心地よいことはなにかを、自分自身を理解することが大切です。

そして、自分自身を受け入れ、素直に自分らしくいること。
自分に嘘をつかず、自分を大切にし、他人の期待や評価に縛られずに、自分の感情や考えを大切にすることが愛に繋がっていきます。

他者を受け入れること

自分を受け入れることができると、他者も同様に受け入れられるようになります。
他者の違いや欠点を理解し、尊重することが、良い関係の土台となります。

自分自身の感情や欲望、弱点を理解しやすくする一方で、他者の感情や状況にも共感しやすくなります。他者を理解する力があることで、深いコミュニケーションが生まれ、愛が育まれます。

相手を束縛せず、その人の個性や考えを尊重する。相手に自分を合わせるのではなく、お互いが自分らしくいて、それを尊重し合うことが愛情深い関係を築く一環です。

愛とエゴの愛とは真逆

愛とエゴの愛は根本的なアプローチや動機が真逆であるため、そこから現実化する関係の質や結果も大きく異なります。
真の幸福と満足を求めるならば、優先されるのは自分自身への愛、自分自身への愛が基盤となります。
愛とは、愛されるために○○すべきなど、条件つきのものではなく、いますぐ、ここからあるがままをうけいれることこそ、本当の愛がはじまります。

わたしも最近「愛」について、考えさせられることがありました。

相手を変えようとしない

相手をあるがまま受け入れる

そうしたら、心がふっと軽くなる瞬間がありました。

「愛」はとても軽やかな、リズミカルなものかもしれませんね。

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