スピリチュアル界隈では、20数年前から知られてるバシャールの「ワクワク」。
「ワクワクに従って生きましょう!」
「迷ったらワクワクする方へ進みましょう!」
「ワクワクしていれば願望実現します!」
このような言葉や概念で
ワクワクに従っていったらとても生きやすくなった!
ワクワクする方向にいっていたら幸せが続いている!
ワクワクして過ごしていたらお金が沢山入ってきた!
そのような方であれば、これ以降この記事を読む必要はありません。
どうぞ、そのままご自身の道を進まれてくださいね♪
私自身、世の中に出回っている「ワクワク神話」にどうしても違和感を感じていました。
基本的には内向型人間。
ポジティブシンキングベースの「ワクワク」を扱うキラキラとした書籍がどうしても馴染まなかったのです。
バシャールのスピリチュアル概念は世界中で支持されいて、「ワクワク、情熱に従って生きる」バシャールが良く使う表現です。
「ワクワク、情熱に従って生きる」ということが、なかなか腑に落とせなかったので、
自分の理解力が足りないせいだろうか?
と自己嫌悪に陥っていた時もありました。
でも
あるとき、ふと、「本当にバシャールは”ワクワク”と言っているのだろうか?」と思ったのです。
私は英語が堪能ではないので、読んでいたスピリチュアルに関する本は日本語訳されてたものでした。
引き寄せの法則やエックハルト・トールの本などを読んでも、以前から日本語訳が難しいな、と思うことがあったことを思い出しました。
「自分のチャネリングを信じてバシャールを読んでみよう」
そこから、スルスルと理解していくことができました。
自分なりの「ワクワク」の意味を紐解いていきます。
「ワクワク」という言葉でイメージするものは? バシャール ワクワク論
「ワクワク」と聞くとなにを思い浮かべるでしょうか?
もし自分が言葉通りの「ワクワク」を表すとすると
「大好きな人とのデートの場所に向かっている時とてもワクワクする」
「ディズニーランドにいく前日はとてもワクワクする」
とイメージです。(ディズニーランド大好きです♪)
「ワクワク」と聞いて思いつく映像には、
期待、喜び、心が弾む感じ、興奮して待ちきれない、
何か楽しいことや嬉しいことが起こりそうな予感、
心が高まる状態、
特に楽しみな出来事を前にして待ち遠しい気持ちが強くなっている状態、
という感じではないでしょうか?
これらのワクワクには、「未来への期待感」が存在していて、ワクワクしている、という条件が入っています。
すなわち「今の時点」ですでに「ワクワク」しているのです。
「ワクワクに従って生きましょう!」ということも今すでにできていますし、
「ワクワク、情熱に従って生きる」ということもできています。
当然、未来も「ワクワク」が間違いなくやってくると信じられている状態ですね。
悩む隙間もなく、ワクワクした状態で「自然」といられています。
苦しみの中「ワクワク」っていわれても、、、 バシャール ワクワク論
日々生きていく中、私たちが知りたいのは、「苦しんでいる時どうしたらいいか?」ではないでしょうか?
落ち込んだ時、イライラしている時、不満だらけの時、
不安な時、思い通りに生きられない時、願望が叶わない時、
失恋した時、お金が無くなった時、悩みが尽きない時、
絶望した時、辛い苦しい、
その気持ちになった時に、
「どうしたらいいのですか?」ということを知りたいのです。
「苦しい辛いどうしたらいいでしょうか?」⇒「いますぐワクワクに従って生きましょう!」
・・・・・
だーかーら!!
ワクワクできないからどうしたらいいのか教えてほしいのです!
と私なら叫びたくなります。
「excitement」について バシャール ワクワク論
動画などをみると、バシャールは「excitement」と表現しています。
翻訳をしらべてみました。
もう一歩掘り下げて言葉遊びをしてみましょう。
心が興奮、感動、刺激をうける ⇒ 心の琴線に触れている
↓
↓
心の琴線に触れる状態 ⇒ 心に自然に発生してくるもの、自然と湧きあがってくるもの
↓
↓
心の奥底から自然と湧きあがってくる感情の状態
⇒心の奥底にある=魂
⇒自然と湧きあがっている感情=自然(ナチュラル)な波動の状態
↓
↓
「excitement」とは、私(あなた)の魂がナチュラルな波動で生きられている状態
ということになります。
「私(あなた)の魂がナチュラルな波動で生きられている状態」
という文章を読むとどんな感じがしますか?
魂=心=温かい=愛
ナチュラル=自然=穏やか=リラックス=抵抗感がない
という波動(状態)
が、「excitement」なのです。
日本語でいう「ワクワク」とは少し違った印象になるのではないでしょうか?
ネガティブな状態の時の「excitement」について バシャール ワクワク論
日々生きていく中、私たちが知りたいのは、「苦しんでいる時どうしたらいいか?」
苦しんでいる状態でワクワクになるといのは、とても無理なお話です。
では、どう解釈していけばいいのか?
魂=心=温かい=愛
ナチュラル=自然=穏やか=リラックス=抵抗感がない
という波動(状態)
が、「excitement」なのであれば、
苦しい、辛い、絶望感しかない中、
「魂が抵抗を感じることなく自然な愛の状態」であるためには、
その「苦しい、辛い、絶望感」の状態に気づき、受け入れればいいのです。
心が「苦しい、辛い、絶望感」であると、感情に蓋をしてみないフリをするのは、「抵抗」している状態です。
いま、自分は「苦しい、辛い、絶望感」という感情を持っていることに気が付くことは、抵抗せず受け入れている状態になります。
抵抗せず受け入れる状態⇒とても自然な状態です。
自然な状態はリラックスした状態であり、心の抵抗がなく、温かく、愛に包まれた波動になります。
その波動が、バシャールのいう「excitement」なのです。
どうでしょうか?
ネガティブな状態でもバシャールのいう「excitement」にようやく辿りつきました。
バシャールのいう「excitement」は
元々ポジティブな状態であれば、どんどん「ワクワク」という「excitement」を採用していけ場良いですし、
もし落ち込んでいたり恐れが大きくなっているようなネガティブな状態であれば、「受け入れる」という「excitement」を採用していけば、良いのです。
起こりうる事象に対して、ワクワクだったり、受け入れたり、「心の在り方」に気づいていくことが「excitement」の本質なのかもしれません。
「ワクワク」に従っていきるとは? バシャール ワクワク論
ワクワクに従って生きる、とは
いつもポジティブシンキングでいる、
高いテンションでいる、
高揚感を保つ、
というだけに限定してしまうことはとても危険です。
意味の限定された「ワクワク」が通常になってしまうと、もっと違う「ワクワク」、さらなる「ワクワク」を求めてるスパイラルにはまってしまい、ワクワク依存症になってしまうこともあります。
また限定された「ワクワク」は苦しみを生み出します。
どん底まで落ち込んだ時、限定された「ワクワク」は、自分の現状との落差に失望してしまいます。
「ワクワク」になれない自分を責めたり、追い詰めたり、自己肯定感を自ら下げてしまうこともあるかもしれません。
「excitement」
↓
私(あなた)の魂がナチュラルな波動で生きられている状態
自分の波動の状態に気づき、たとえネガティブであっても受け入れてみることで抵抗がなくなります。
自分の心を偽ることなく、魂本来の自分自身の姿を受け入れることが何より大切です。
落ち込んだ時こそ「ワクワク」を探さない バシャール ワクワク論
辛い時、苦しい時、落ち込んだ時、「すぐにどうにかしたい」と思い、一気に気分や感情をあげようと「ワクワク」を無理に探す、
「違和感」を感じているのに、違和感に蓋をして「ワクワク」だけにフォーカスをする、
という「ワクワク」の使い方は、いずれ無理が生じてきます。
限定された意味での「ワクワク」に囚われず、「自分の心に正直でいる」ことを最優先してください。
「イライラしてるなあ」という自分の感情に気づき、抵抗や否定するのではなく気づいて自分自身でうけとめてあげる、それだけで、自分の魂と一致することができます。
すべてを受け入れた魂はとても静かで穏やかな波動です。
自分の魂と一致した波動=波動が高い
といえます。
まとめ バシャール ワクワク論
バシャールのいう「excitement」は勿論、日本語の「ワクワク」も含まれています。
ワクワク=心が突き動かされるもの、夢中になる、情熱、
でも自分の状態が辛い時に「ワクワク」を無理創り出し行動したとしても
なかなか上手くいきません。
「ワクワク」を想像したとしても、上記の「ワクワク」だけの意味では、自分の波動とのズレを感じ、「ワクワク」になれない自分を責め、自己肯定感を下げることにもなる可能性も秘めています。
自分の感情、波動が下がっているときは、一旦感情をゼロポイントに戻す必要があります。
「ワクワク」は、「日本語の連想するワクワク」だけではないのです。
「ワクワク」は「excitement」の1つであり
「excitement」には、
魂=心=温かい=愛であり
ナチュラル=自然=穏やか=リラックス=抵抗感がないという波動の状態である、
ということを前提としておいてみたり、
日本語訳の「ワクワク」を「私(あなた)の魂がナチュラルな波動で生きられている状態のこと」と置き換えて読み進めるだけでも、
バシャールのメッセージがより深く理解できるのではないかと思っています。
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