やばいブラック企業で辛い目にあったあなた様へメッセージ
まず最初に
大変でしたね。
本当に、よくここまでがんばってこられました。
もう、充分です。
無事逃げられましたか?
それとももうすぐ逃げられますか?
まだ逃げるのをためらっていますか?
逃げられないままでしたら、どうか助けを求めてください。
あなた様を大切にできるのは
あなた様の身を守れるのは、
あなた様の心をささえられるのは
あなた様自身です。
あなた様が一番の味方でいてあげてください。
トイレで声を殺して泣いた日々は決して無駄ではありません。
朝起きられないのはあなた様の魂が悲鳴をあげています。
眠れないのはもう限界だと魂が教えてくれているのです。
あなた様はここに存在しているだけで素晴らしいのです。
世の中はブラック企業だけではありません。
なんどでも人生はやり直せるのです。
やばいブラック企業からは逃げるしかない
いろいろなところで働いてきましたが
公的機関であれ
民間企業であれ
ブラック企業、ブラック職場の共通点がありました。
まず結論としては
「ブラック企業&ブラック職場からは逃げて!」です。
怒られるのはあなたのせいではありません。
仕事がスムーズにいかないのもあなたのせいではありません。
いやがらせをうけるのもあなたのせいではありません。
やばいブラック企業の特徴
公的機関、民間企業であれブラック職場の共通点があります。
大企業はコンプライアンス研修をしっかりしていて、人事もかなり厳しくなっているかと存じます。
ここでお話するのは、中小企業、個人会社、公的機関でいうと大学や研究所等の研究室単位の小規模の勤務先です。
やばいブラック企業:求人時の見分け方・特徴
定期的に転職サイトを除いていると、だんだんと企業名や会社名が記憶に残ってきます。
そして、気が付きます。
「この会社の求人、数か月前にも見たな」と。
求人が何回も掲載されている=人の出入りが激しい
です。
入っては辞めて、入っては辞めてを繰り返し、
企業側がなんの改善もされていない、改善する気もないサインです。
やばいブラック企業:応募~採用までの見分け方
履歴書送付→面接→採用
求人サイトをみて求人サイトから登録、そして、企業担当者からのメールが届くかと思いますが、そのメール文に違和感を感じることが多いです。
たとえば
・必要な情報が抜けている
・ビジネス文章に素人感がでている
・人事課や採用担当でない人間がメールを作成している
・人材募集のテンプレートがないことがわかる
メール文に違和感があるということは、きちんと人事担当という人間がいない可能性があります。
また、人事募集・採用時のテンプレートがきちんとないということは、代々引き継ぎがされていないということ。
引継ぎがされていないということは、急に人が辞めたり、職場内がバタバタであるサインになります。
やばいブラック企業:面接時の見分け方
履歴書も通り、面接に進んだ場合も見分け方があります。
それは
「大きくみせようと威圧感がある」
です。
私的経験から導き出された判断基準は下記になります。
【良い企業】
・面接にきた人間に対し、なるべく緊張させないように配慮がある
・厳しい質問もあるが、それはあえて面接者の対応力をみてることもあり、人格を否定することはない
・業務内容、仕事内容がはっきりしている
・責任の所在が明確
・上司がだれであるか明確
・命令系統が明確
・引継ぎがある
・引継ぎがなく新規雇用の場合はきちんとその説明がある
・面接を受ける人の立場で物事を考えてくれている姿勢がみえる
【やばいブラック企業】
・ちゃんとした企業ですアピールがみえみえ
・大きくみせようと面接者に対して威圧感がある
・面接官が偉そう
・面接官同士のやりとりが不自然で違和感がある
・面接官同士の意思疎通ができていないのが垣間見える
・面接官同士の仲が悪そうに感じる
・面接官が一人
・面接官自体、仕事内容を理解していない
・「いろいろ対応してもらう」など業務内容、仕事内容が明確でない
・派遣やパートの人数が多く、責任者がいない
・異様に愛想がいい
・ピリピリとした緊張感がある
・嘘やごまかしを感じる
・引継ぎがない。(←これは面接時にきちんと確認しましょう)
・面接を受ける人の立場で物事を考えてくれている姿勢が全くみえない
・思い遣りを感じない
・要望が命令であり、要求が多い
・面接者の情報や事情を知ろうとしない
やばいブラック企業:出勤初日(1日目)の見分け方
本当は、書類等にサインする前、出勤1日目にブラック企業とわかったら逃げるが勝ちなのですが、実際難しい部分もありますよね。
それは
この違和感は自分の勘違いかな?
少し勤めてみて様子をみようかな?
自分がよい職場にしていきたい
など、いろんな思考がめぐるからです。
でも本当はその「違和感」が正解なのです。
【やばいブラック企業】(これらはわたしが実際に体験したことです)
・出勤初日、だれもいない
・出勤初日、採用や勤務説明がない
・出勤初日、労働条件通知書等の書類がない
・出勤初日、労働条件通知書の日付がありえないくらい間違っている
・出勤初日、いまどき自分が使用していいパソコンがない
・出勤初日、デスクがない(なんで雇ったの?(笑))
・出勤初日、面接時と業務内容が全く違う
・出勤初日、だれも挨拶してくれず口をきいてくれない(え?(笑)追々理由は判明しました(笑)わたしのせいでは全くありませんでした。)
・出勤初日、引継ぎありとなっていたのにUSBだけ机に置かれていた
・出勤初日、スタッフ同士の喧嘩が始まった
・出勤初日、前から働いている人に相談され泣かれた(辛かったのね~)
・出勤初日、前から働いている人に愚痴られる(あるあるです)
・出勤初日、直属の上司がスタッフ全員に嫌われていうことがわかった(え?(笑)
やばいブラック企業:出勤してからの見分け方
「どんな仕事でも最低1年はつとめる」と20代の頃は思っていましたが、その思い込みが命取りになります。
時代の変化は激しく、1年前の当たり前は現在では通じないことがあります。
コロナ感染症もそうですが、誰も予測ができないことが起こり、それに生き方を柔軟に対応させていくことが大事になってくるかと思います。
【やばいブラック企業】(これらはわたしが実際に体験したことです)
・セクハラパワハラの数々
・給料が振り込まれない
・身の危険があっても会社がなにもしてくれない、助けてくれない
・ダブルバインドを強いられる(これをやって、でもこれはやるな、など)
・体調が悪く親に看病に来てもらった時、看病来てる親に仕事を命令する
・365日1日も休みがなかった
・インフルエンザに罹り40近い発熱でも強制的に出勤「罹ったあなたが悪い、具合悪そうな顔するな」と非難される(いまではありえないw)
・昼食休憩が取れない
・出勤簿がない
・残業をもみ消される
・上司からの無視
・プライベートで飼ってる犬の世話
・酒の強要
・パソコンが使えない上司
・エクセルさえ使おうとすると「アナログでやれ」と言われる(逆に心配になるw)
・ミスを犯したときに金銭を要求される(これは私でなく同僚の実例)
・中途半端な状態仕事を押し付けられ責任を負わされる
・やることがなくて暇すぎる
・的確な指示がない
・仕事をやりたい、という気持ちに甘えて利用する
やばいブラック企業の辞め方
職場内に自分が信頼できる人がいる場合、その方に相談しましょう。
職場内にいない場合は、自分が信頼できる友人、前の職場の方、家族、誰でもいいので、自分だけで背負い込まず、第三者の視点をいれることがとても大切です。
勿論、カウンセラーや占い師も「話をきいてもらう」「心のストレスを吐き出す」という意味でも有効となることがあります。
精神的に追い詰められる前に上手な逃げ方を考えましょう。
やばいブラック企業に正論は通じない
やばいブラック企業は、そもそも「通常」「社会常識」「組織」が元々崩壊しています。
なので、パワハラ、コンプライアンス違反が起こるのです。
従業員を守る、命を守る、ということに欠如しているので、正論は通じないと考えてください。
やばいブラック企業の上手な辞め方
とにかく自分自身を守るために、使える言い訳を使ってください。
その時、ブラック企業の批判は含めない方が良いかと存じます。
なぜかというと根も葉もない噂をたてられたり、恨みをかう場合があるからです。
(実体験)
とある事務所で、自分が辞めてから「社長のアクセサリーがなくなる」という騒動があり、辞めた私のせいにされました。
結局は出てきたようですが、一歩間違えば警察沙汰です。
こちらに否は100%ありませんので動揺などは一切ありませんでしたが、パワハラを受け辞めたものの犯人扱いされ、気分の悪いものでした。
【言い訳例】
・家族の体調不良(家族はあなたを守るために嘘を許してくれるので罪悪感をもつ必要はありません。)
・前職から再雇用の打診があった
・引越
・結婚
・妊娠
・子育て
・介護
・やりたいことがみつかった
・副業
・資格試験
・勉強したい
やばいブラック企業を辞めた後は自分を癒す
ブラック企業をやめた後は、気持ちはものすごく軽くなると同時に、罪悪感がでてくることがあります。
それは、ブラック企業につかまってしまう人は、とても真面目で細やか優しく人の気持ちや痛みが理解できる繊細な人が多いからです。
罪悪感は全く持つ必要はありません。
◆自分が辞めたら仕事がきっとまわらない
→大丈夫です。たいていの仕事は変わりはいくらでもいます。
◆もうちょっと自分ががんばればなんとかなったかも
→すでに頑張りすぎています。休みましょう。
◆もっと自分に経験があれば対応できたかも
→経験があればブラック企業を選らなくなるのでもっと認めてもらえる企業に出逢うことができます。
自分を癒せれば自己肯定感があがる
なぜブラック企業につかまっていまうのでしょうか?
じつは、自己肯定感が低いというのも理由の一つです。
ブラック企業は人間の心を傷つけます。
自己肯定感が低い人は、外から傷つけられても「自分にも悪いところがある」「自分が悪いかも」と捉えてしまうことがあります。
自己肯定感が高い人は、自分に自信があり、自分自身を大切に扱うので、少しでも傷つけられると、「なんだ?この会社は。この大切なわたしを傷つけるなんて、なんてひどい会社だ。すぐにやめなければ自分がもっと傷つけられるぞ」と、実は冷静に俯瞰して状況をとらえることができるのです。
やばいブラック企業のまとめ
今回の記事で、もし当てはまっている方がいらしたら、どうか自分を大切にすることを最優先に考えてください。
やばいブラック企業は治りません。
さっさと脱出して、ご自分の希望ある明るい未来へ進まれることを切に祈っております。
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