こんにちは、皆さま♪
先日、ヨハン・ゼバスティアン・バッハのコラール “Ach Gott, wie manches Herzeleid” (BWV 153.9) をチェンバロで演奏しました。
この曲は、シンプルながらも深い感情が込められており、演奏するたびに新たな発見があります。
コラールの背景
このコラールは、バッハのカンタータ第153番 “Schau, lieber Gott, wie meine Feind” の一部として書かれています。歌詞は深い信仰と人間の苦悩をテーマにしており、現代の私たちにも心に響く内容です。
特にこの “Drum will ich, weil ich lebe noch” の部分は、困難の中でも信仰を持ち続ける意志が込められています。そのメッセージは普遍的で、私たちの日常生活にも力を与えてくれるものだと感じます。
チェンバロでの解釈
チェンバロでこのコラールを演奏する際、私が大切にしているのは音の透明感とフレーズの自然な流れです。
この曲の旋律はシンプルですが、それが逆に演奏者に高度な表現力を求めれる気がしています。
今回の演奏では、旋律と伴奏の調和を意識して、旋律が浮き上がるように、また、ゆったりとしたテンポを採用し、歌詞の意味を音で表現することを心がけました。
装飾音はいれずに、コラールの純粋さを保ちました。

あなたもチェンバロの世界へ
このコラールを演奏するたびに、心が洗われるような感覚を覚えます。特にチェンバロの温かみのある音色は、曲のメッセージをより一層引き立ててくれます。
もしチェンバロやバッハの音楽に興味をお持ちでしたら、ぜひ私の演奏をお聴きいただけたら幸いです。
また、今後もチェンバロの魅力やバッハの作品について紹介していく予定です。どうぞお楽しみに。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
