
―魂が震えたあの日、私の創造の方向が変わった―
強すぎるエネルギーに、体が反応した 岡本太郎

先日、岡本太郎美術館を訪れました。
彼の作品の前に立った瞬間、胸の奥から何かが押し上げてくるような感覚。
そして、な、、、なんと強い吐き気。
体が重く、眠くなり、夜には vivid な夢を見ました。
スピリチュアル的に言えば、これは「エネルギーの衝突」。
岡本太郎という“火の魂”に、HSP・エンパス体質の私の波動が共鳴しすぎたのです。
風の時代に必要なのは、“闘う火”ではなく“響き合う風”ー岡本太郎との対極

岡本太郎のエネルギーは、まさに地の時代の象徴。
「自分を燃やせ」「爆発しろ」「他者とぶつかれ」――そんな激しい生のエネルギー。
それは、枠を壊し、個の魂を解放するためには必要な“火”でした。
けれど今、世界は風の時代へ移っています。
時代が求めているのは、闘うことではなく、調和と共鳴。
強く叫ぶよりも、静かに“感じて伝える”こと。
その波動が、より多くの心を動かす時代になったのです。
岡本太郎の炎と、自分の魂の対話
太郎の作品の前で、私は圧倒されながらも気づきました。
「私はこの炎を、受けとる必要はない」と。
私の中にある創造のエネルギーは、太郎のように外へ爆発するものではなく、
内なる静けさの中で灯る光。
風のように、触れた人の心にそっと届くエネルギー。
祈りのように、循環し、癒やし、包みこむアート。
吐き気も、眠気も、夢も、
その“火”を自分の中で新しい形に変える、魂のデトックスだったのです。
これからのアーティストに必要な3つの姿勢
- 「感じる力」を信じる
周囲に影響されやすい敏感さこそ、時代が求める共感のセンサー。 - 「静けさの中の創造」を大切にする
風の時代は、沈黙や瞑想の中からインスピレーションが生まれる。 - 「闘わずに表現する」
批判や比較ではなく、愛と調和の波動で世界にメッセージを送る。 
火の時代の終焉と、風の創造へ 岡本太郎の先の世界

岡本太郎の炎に触れたことで、私はようやく理解しました。
芸術とは、必ずしも“叫ぶこと”ではない。
感じること、共鳴すること、そして祈ることでもあるのだと。
風の時代のアーティストは、
外に向かって燃える炎ではなく、内に宿る光で世界を照らす。
その静かな光こそ、これからの芸術のかたちなのだと思います。
  
  
  
  
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